結婚指輪を自作で?

結婚指輪を自作する人は実際にいる!

世の中は広いもので、結婚指輪を自作で作る方もいらっしゃいます。歯科技工士として働いている人の中には、材料から道具まで全て揃えて指輪を作るそうです。元々細かい仕事であるため、仕上がりはかなりのもの。
では歯科技工士や指輪職人以外でも、結婚指輪を自作できるのでしょうか?探ってみました。

指輪は簡単に自作可能

指輪そのものは「指輪の手作り初めて」のという方でも、できます。簡単なやり方は、テグスとビーズを使う方法でしょう。テグスにビーズを通し、指輪大の大きさに結べば完成です。テグスとビーズは100均で売っていますので、かなりのコスパとなるでしょう。
少し本格的な指輪を希望しているのなら、銀粘土を使う方法があります。粘土細工の要領で、銀粘土を使って指輪を作ります。できた指輪を焼成し固めたら、磨き上げて完成です。銀粘土は、ネットショップや大手量販店で取り扱いがあります。焼成はポットがあれば可能。火を使うことになるものの、コツをつかめば小学生でもできるでしょう。

結婚指輪の自作は難しい

ピーズの指輪や銀粘土で作られた指輪を「結婚指輪」として使うのは、おすすめできません。大きな理由は「耐久性」です。結婚指輪は、四六時中みにつける指輪になります。指輪をはめている最中に、何が起こるのかはわかりません。
銀粘土は耐久性がかなり低く、ほんの些細な衝撃が加わるだけで割れてしまいます。不注意で落としてしまったら、新しい指輪と交換するはめになるでしょう。ピーズの指輪は言わずもがな。何かの拍子でテグスが切れたら、最悪です。

工房で指輪を作るのなら自作の結婚指輪も可能

落としただけで壊れない頑丈な結婚指輪を自作するのは、不可能ではありません。指輪の専用工房に赴けば、職人以外の人でも結婚指輪を手作りすることができます。製造方法は、鋳造と鍛造の2種類。多くの工房で採用しているのは、鋳造です。
鋳造では型に溶かした金属を流して、指輪を作る方法になります。仕上がるのは1ヶ月〜3ヶ月ほど。なお状況にもよるので、詳細については工房スタッフに問い合わせたほうが早いです。