結婚指輪の素材にはどんなものがある?
結婚指輪を手作りすると、店で購入する場合と比べて安く済みます。店で売られている結婚指輪の価格は、平均で20万円〜30万円。手作りならば7万円〜15万円あたりが平均です。値段が安く済み思い出作りになるからと、手作り結婚指輪は人気があります。
しかしどんなに素敵な手作り結婚指輪でも、材料があればの話です。ではどんな材料が使われているのか、解説しましょう。
貴重過ぎるプラチナ
まず紹介するのは、プラチナです。結婚指輪の素材として、最も人気が高くメジャーな素材です。しかし素材人気とは裏腹に、プラチナは滅多に採掘されることはない貴重な鉱物。つまりはレアメタルです。
滅多に採掘されない理由を唯一知っているのは、地球そのものでしょう。今まで発掘された世界中のプラチナの量は、ほんの僅かです。ただ需要はものすごく高く、結婚指輪だけでなく自動車や精密機械にもプラチナが使われています。人類の文明を支えるのに、プラチナはなくてはならないものになりました。
欧米で人気があるゴールド
ゴールドも、結婚指輪の素材として人気があります。プラチナと比べるとマイナーな素材。でも欧米では、ゴールドの結婚指輪が主流になっているのです。
ゴールドと聞くと、黄金色に輝く美しい金属を想像するかもしれません。黄金色に輝く金属はイエローゴールド。他にホワイトゴールドやピンクゴールドといった素材も、結婚指輪に使われています。ゴールドは見た目が美しいだけでなく、耐久性にも優れた素材です。大切に扱えば、孫の代まで使うことができるでしょう。
意外過ぎる結婚指輪の素材
意外な素材では、チタンが人気です。チタンはとても頑丈な素材で、航空機やロケットの部品にも使われているほど。他にも原子力発電所にも、チタンが使われています。
「原子力発電所に使われている素材」と聞くと、結婚指輪の素材に使っても良いものか悩むでしょう。体内に入るとよくありませんが、指輪として使う分には問題ございません。チタンは人工心臓の材料にも、使われているほど。見た目も美しく、上手く作れば美しく仕上がるでしょう。