指輪の素材について
何もない所から、指輪が出てくることはありません。指輪だけでなく全てのものには、必ず素材があります。もちろん結婚指輪も同じく、素材があります。
では指輪を手作りする時に使われる素材には、どんなものがあるのでしょうか。
プラチナ
オーソドックスな素材は、プラチナです。プラチナといっても色んな種類がありますが、手作りならば「pt900」あたりでしょう。ブランド店によっては「pt950」のプラチナが使われていますが、手作り店ではあまり見かけません。
実は純度100%のプラチナは、存在していません。純度が高くなればなるほど加工が難しく、指輪が作りにくくなるからです。そこで他の素材を混ぜることにより、アクセサリーに加工しやすいようにしているのです。ちなみにpt900に入っているプラチナの量は、90%。pt950は95%となっています。
ゴールド
ゴールドも、手作り結婚指輪でよく見かける素材です。ゴールドも色んな種類があり、配合によっては「ホワイトゴールド」「ピンクゴールド」と呼ばれています。
ホワイトゴールドは、18金なら75%ゴールド・25%がニッケルなどの素材で構成されています。ただニッケルが含まれているため、金属アレルギーを持っている人は注意が必要です。希望するのならば、何が含まれているのかを事前に工房まで問い合わせるようにして下さい。ピンクゴールドは、銅の割合が覆いゴールドのことです。文字通りピンク色したゴールドで、見た目的にも可愛らしい姿が特徴。
宝石
青い「何か」を結婚式に持ち込むと幸せになれる「サムシングブルー」の伝説を信じるのなら、結婚指輪にサファイアを入れるのもありです。ブルーを結婚式に取り入れるのは諸説があるものの、純粋な花嫁をイメージしているものと言われています。
ちょっとしたお守り感覚で結婚指輪を使うのならば、誕生石を入れ込むのもいいでしょう。工房にもよるので一概には言えませんが、誕生石を素材として使える所はございます。