アクセサリーの定番素材と言っても過言ではないのがシルバーですが、指輪を手作りする際にもよく用いられています。
見た目がきれいで優しい感じの光を放つので、女性にふさわしいと言ってもよいでしょう。
そんなシルバー素材を手作り指輪に使用する際には、どのような特徴があるのかをきちんと把握しておかなければいけません。
メリットだけではなく、デメリットも把握しておく必要があるでしょうが、シルバーはメリットだけではなく、デメリットも他の金属に比べて多少多くなっているのが特徴です。
プラチナやゴールドなどは、殆ど手入れを行う必要がない金属なので、指輪を手作りするときにも重宝されているのですが、値段が高いというデメリットがあります。
その反面、シルバーはそれほど高価な素材ではありませんので、比較的安価で購入できるというメリットがあるのです。
しかし、手入れをしないと黒ずんでしまうことや、変色してしまう傾向にあるので、定期的に手入れを行うと共に、硫黄など酸が強い液体には触れないようにしないといけません。
さらに熱伝導率が高くなっているので、指輪をしたまま手を温める場合などは注意しましょう。
多少手を温めたぐらいであれば平気なのですが、万が一という場合もあるので、注意しておくに越したことはないでしょう。
このように一長一短が存在しているシルバーですが、変色を防ぐ方法も手入れ以外に存在しているので、指輪を手作りする場合には知っておくべきです。
その方法というのは、メッキなどのコーティングを行う方法です。
ただし、メッキをすることで見た目が多少変わってしまうという欠点もあるので、よく考えて行うべきなのですが、基本的にはロジウムメッキを行うことが多いでしょう。
他にも樹脂系の透明塗料を用いてコーティングする方法もあるのですが、これが最もお手軽なコーティングの方法になっています。
そうすれば手入れの回数を防ぐことができますが、確実に変色を防げるわけではないので、もし変色してしまったら研磨をして元に戻すようになるでしょう。